ボッチャとは

ボッチャとは,ヨーロッパで生まれ、重度の脳性まひ者や同程度の重度障がいが四肢にある人のために考案されたスポーツです。
1988年のソウル大会からパラリンピックの正式競技になりました。

競技名の「ボッチャ」とは、もともとイタリア語で”ボール”を意味する単語から来ているといわれています。

ボッチャの魅力

ボッチャのルールは非常にシンプルで、正確なコントロールでボールをピタリと寄せたり、パワーで相手のボールを弾き飛ばしたりなどの様々な技術を使ったりと戦い方は様々です。

ただ、ボールを投げあうスポーツではなく、試合展開や自分の得意なプレー、相手の特徴などを考えて先を読みながら戦う頭脳戦でもあります。

特にチーム戦ではチームメイトと作戦を立てながら投球していくため、コミュニケーションも大事です。お互いの意見や考えを伝え、尊重し合いながらゲームを楽しむこともできます。

ボッチャはパラスポーツとして発展を続けていますが、障がいの有無や年齢、性別、国籍などに関わらず、全ての人々が一緒に参加でき楽しむことのできる、ユニバーサルスポーツであり、たくさんの魅力が詰まったスポーツです。

ボッチャのルール

ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつのボールを近づけ、その得点を競うスポーツです。
競技では,個人・団体・ペアと様々な種目があります。

障がいによりボールを投げることができなくても、勾配具(ランプ)を使い、自分の意思を介助者に伝えることができれば参加できます。

ルールの詳細は、日本ボッチャ協会のHPをご覧ください